2012年2月19日日曜日

第1回研究会(全体会)が開催されました。

2012年2月18日(土)、13:30から静岡新聞社制作センター5階大会議室にて、第1回の研究会が開催されました。

この日の参加者は13人でした(終了間近にお一人見えられましたが)。

第1回目なので、まずは情報交換の意味で、参加者それぞれから今取り組んでいることや、感じていることなどを話しました。

最初に事務局をやってくださっている三島市立長伏小学校の西島先生から、実践報告がありました。西島先生は平成20年度、21年度に三島市立徳倉小学校で実践校として取り組まれたそうです。

静岡市立中田小学校の中村先生からは、授業案や実際に子どもたちに取り組ませている新聞スクラップをお持ちくださいました。表紙もきれいに仕上げて閉じたもので、小学校でも(小学校だから?)かなりきちんとできるんですね。中村先生は他にもいろいろ取り組まれているようなので、まだまだお話を伺いたいです。

常葉学園大学の安藤先生と大矢先生からのお話は、個人的にかなり興味深かったですね。安藤先生は大学生の情報源に関する分析をお話されて、さすが大学の先生という印象でした。大矢先生は「人間力セミナー」なる講座で新聞を使った授業をやられているということで、一度のぞかせていただきたいです。

静岡市立籠上中学校の大村先生も、いろいろなことに取り組まれていらっしゃるようです。今回参加された中学校の先生がご自分お一人だったことを寂しがっていらしゃいましたので、中学校の先生方、どしどしご参加くださいね。

吉原高校の西家先生は夏目漱石の「こころ」を題材に、レポートがわりに新聞をつくらせるなど、積極的に新聞づくりを行なっていらっしゃるそうです。また、いろいろと人脈がお持ちのようで、今後の研究会で外部から講師を招くこともできるかもしれません。

静岡新聞社の県NIE協議会事務局の末木さんからは、教員が新聞のことをよく知らないのではないか、読んでいないのではないかという、痛いご指摘がありました。確かに私たちのように積極的にNIEに取り組んでいる人間はそれほど多いとは思えませんし、実際若手の教員は新聞を読んでいないようですから、ご指摘は図星です。その意味では、このブログが少しでも役に立てば良いなぁと思っています。

最後に、毎日新聞社静岡支局長の宮澤さんが、毎日新聞社静岡支局が取り組んでいるNIE活動についてお話くださいました。
現在毎日新聞の県内版のページで、支局長自らがNIEの実践校に取材にでかけて掲載していらっしゃるそうです。そのお話を伺うと、小中高のいろいろな学校で様々な取り組みが行われていることがわかりましたし、新聞社の取り組みの一端をみることができて良かったです。他の新聞社の方からも、もっとお話を伺いたいですね。西島先生にお願いしてみようっと。

この他に、来年の全国大会についてのお話がでました。2013年7月25日、26日、静岡市のグランシップで第18回NIE全国大会が開催されます。その時の公開授業と実践報告をやってくださる先生を募集しているそうです。公開授業はグランシップに子どもたちをつれて来て模擬授業を行うのだそうです。実践報告は来年度に実践を行なってそれを発表するということなので、我こそはと思う方は、西島先生に連絡してみてください。といっても、このブログ、タイトルどおり、勝手に始めたものなので、現時点では西島先生の連絡先を掲載できないので、手をあげてくださる方は、コメント覧でお知らせくだされば、私から西島先生に連絡します。

もう一つは、2月18日の静岡新聞にでていますが、「新聞でこんなに学べる すぐに使える新聞活用ガイドブック小学校編」が静岡新聞社で作成されて、県内の全小学校約530校に配布する(もう配布されている?)というお話がありました。一冊頂きましたが、なかなかよくできています。来年度は中学校編を出されるらしいですが、できれば高校編も欲しいです。静岡新聞社さん、お願いしますね。

次回の研究会は4月21日(土)です。原則偶数月の第3土曜日が全体会です。何か報告のネタをお持ちの方、西島先生にご連絡くださいね。また参加される方は、何か情報をお持ちください。NIEに取り組んでいると人のつながりの大切さを痛感します。NIEに取り組まれている皆さんのアイデアをお互いに共有することで、NIEの活性化につなげていきたいのものですね。ぜひ、多くの方が参加されることを期待しています。

また3月3日には、グランシップで「平成23年度静岡県NIE推進協議会実践報告会」が開催されます。発表は常葉学園高校、島田市立金谷中学校、東伊豆町立稲取小学校の3校です。こちらも出来れば参加したいと思っています。

最後になりますが、このブログは現時点ではまだ事務局の西島先生にも連絡せずに、急に思いたって始めたものですので、あくまでも私の主観により書いていますので、その辺りのことは誤解なきよう、お願いします。ただこのあとちゃんと事務局には、こんなこと始めましたって連絡はします。

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